経営改善・資金繰り・融資・事業戦略|認定経営革新等支援機関・末信中小企業診断士事務所【兵庫県/神戸・明石】

資金繰り・経営改善中小企業診断士

中小零細企業・個人事業主・創業開業を支援いたします

もし、あなたが

・事業の業績が思わしくない…
・銀行からお金を借りたい
・計画書や資金繰り表が作れない…
・独立して事業を始めたい…
・手続きや法律に関する相談をしたい…
・身近に相談する相手がいない…

などに関する事でお困りならば、まずは無料相談を

無料相談・お問い合わせ

お電話でのお問い合わせは

050-7127-1362

メールでのお問い合わせは

ご依頼入力フォーム

日本政策金融公庫で創業融資を受けてみた

2018/10/15
 
この記事を書いている人 - WRITER -
末信 公平
中小企業診断士/AFP・ファイナンシャルプランニング技能士2級

日本政策金融公庫 創業支援のための融資制度

創業支援、融資支援を行うにあたり、自分でも体験してるほうがアドバイスもしやすいだろうという事で、融資を受けることにしました。

税理士の先生からは「簡単に借りれますよ」と言われてたものの、本当かどうかも確かめてみたかったのも、もう一つの理由です。

 

日本政策金融公庫とは

日本政策金融公庫とは、100%政府出資の政策金融機関です。

国民生活事業、農林水産事業、中小企業事業の3つにわかれてサービスを提供しています。

日本公庫は、一般の金融機関が行う金融を補完することを旨としつつ、以下の機能を担うことにより、国民生活の向上に寄与することを目的とする政策金融機関です。

  • 国民生活事業は、地域の身近な金融機関として、小規模事業者や創業企業の皆さまへの事業資金融資のほか、お子さまの入学資金などを必要とする皆さまへの教育資金融資などを行っています。
  • 農林水産事業は、農林漁業や食品産業の皆さまへの融資を通じて、国内農林水産業の体質強化や安全で良質な食料の安定供給に貢献しています。
  • 中小企業事業は、融資、信用保険などの多様な機能により、日本経済の活力の源泉であり、地域経済を支える中小企業・小規模事業者の皆さまの成長・発展を金融面から支援しています。

(日本政策金融公庫HPより)

 

日本政策金融公庫の創業支援のための融資制度

日本政策金融公庫では、創業に利用できる融資制度がいくつかあります。

新企業育成貸付

融資額:最大7,200万円(うち運転資金4,800万円以内)
返済期間:運転資金7年以内 設備資金20年以内

となっています。

利率は申込者ごとに異なります。

新企業育成・事業安定等貸付

融資額:一般 設備資金7,200万円~4億8,000万円以内
振興計画認定組合の組合員 設備資金1億5,000万円以内~7億2,000万円以内
返済期間:一般 設備資金20年以内
振興計画認定組合の組合員 設備資金20年以内 運転資金7年以内

食品貸付

  • 食料品小売業・花き小売業などを営む方 食品貸付

融資額:最大7,200万円
返済期間:設備資金20年以内

無担保・無保証人融資をご希望の方

  • 創業される方または創業して間もない方(税務申告2期未満の方) 新創業融資制度

融資額:最大3,200万円(うち運転資金1,500万円以内)
返済期間:各融資制度に定める返済期間内

 

とりあえず窓口で話を聞きました

いざ融資を受けようにも、何が必要なのか、そもそも貸してくれる感じなのかどうかを知るためにアポイントなしで窓口を尋ねました。

(日本政策金融公庫は業務区域が支店ごとに異なりますので、HP等で確認してください)

日本政策金融公庫は他の銀行と違い、事業貸付しか行っておりません。なので普通の銀行と違い、入出金の手続きなどをするお客さんもおりません。

受付で番号札をとり待っていると、ほどなく番号が呼ばれ対応してくれる担当者と座席付きのカウンターで相談が始まりました。

相談の内容は、そもそもなぜ借りたいのか?どれくらい必要なのか?など通り一辺倒なことを聞かれ、申込書類をもらって帰ることになりました。

国家資格者だったこともあり特段怪しまれることなく、なごやかな雰囲気の中で相談は終了しました。

(もらった資料)

 

申込書類

申込には、借入申込書と創業計画書を提出することになります。

(借入申込書)

 

(事業計画書)

その他担当の方から、預金通帳などを持ってきてくださいと言われました。

 

中小企業診断士なので、もう少し考えて事業計画書を作成

一期も決算が終わっていない場合は事業計画書を作成することになります。

A3の紙1枚で非常にシンプルです。

知ってはいましたが、こんな簡単な書類でわかるもんかなと心配になります。

一応自分は中小企業診断士なので、変な提出書類を出して「この人診断士なのに大丈夫かいな?」と思われても困ります。

もらった創業計画書の項目を漏らさずパワーポイントを使い、それらしい事業計画書を作成することとしました。

 

自分のことを書くのは難しい

お客様の計画書を書くのはある意味客観的にみれるので、そこまで難しいとは思わなかったのですが、いざ自分のことを書くとなると妙に難しいものでした。

「本当にこれを強みとして良いのか?」「改めてセールスポイントを聞かれると何なんだろう?」「そういえばターゲットとか競合とかあまり考えてなかったかな?」

などなど、次々と出てきます。

人にはあれこれ言うくせに、いざ自分の事を他人に信用してもらうために書くのは想像以上に大変でした。

一瞬、仕事仲間に客観的意見を聞きながら書こうかと思いましたが、それでは創業予定者の人の気持ちがわからなくなると思いやめました。

一人で作成される創業予定者の方は、第三者に見てもらいながら客観的な意見を取り入れて書くことをおすすめします。

 

やっぱり計画書は作成すべき

なんとか定性的な部分と定量的な部分を書き上げることができました。

実際に数字に落とし込んでいくと、見えなかったことが見えてきます。数字を見ると、客観視できるので足りない部分や力を入れる部分がよりハッキリわかります。

また、他人に自分の計画書を見せるという事は、ある種の約束事をしたことになるので、これまで以上に計画数値の達成をするにはどうするべきかを考えれるようになりました。

これまで「計画書は必要ですよ」と伝えてきてましたが、他人に見せるために自分で作成して思ったことは、

「やっぱり計画書は作成すべき」

でした。

計画書を作成することは、自分に足りないことや、努力することなど、どちらかと言えば目を背けたいことに向き合うことになります。

しかし、事業を営むという事は、それだけ真剣に取り組む必要があり、そのためには客観的に自分の事業を見ることが必要です。

今回、軽い気持ちで、経験のために借りてみようと思いましたが、やってみて良かったです。

 

審査に落ちると半年間は再度申し込みができない

A3一枚の簡単な書類ですが、手を抜いてしまって審査を落ちると半年間は再度申請ができません。

しっかりとした計画書を作成するに越したことはありません。

また、審査に落ちるケースは

  • 自己資金不足(目安は1/3の自己資金を用意する)
  • 事業計画書が不備
  • 面接のやりとりで印象が悪くなる
  • 税金の未納等

などです。

自己資金は、なるべくコツコツと貯めたことがわかる通帳を用意するとよいです。

それだけで、「この人は目標に向かって努力のできる人だ」と思ってもらえます。

 

いざ面談へ

書類も提出し、ほどなく担当の方から面談の日取りを決めるために電話がありました。

普通の金融機関では、改まった面談と言うものは基本的にありません。

もちろん、計画書なり決算書なりを提出し説明はしますが。

日本政策金融公庫は他の金融機関より簡単に貸してくれる分、借り手の人となりを見ます。

要するに信用できる人物かどうかを面談で判断するのです。

 

面談は1対1で二階のブースで行いました。

日本政策金融公庫の大きな特徴の一つとして、個人資産や家族構成など、プライベートな部分まで突っ込んで聞いてきます。

通常の金融機関の場合は基本的に事業と個人とを分けて判断しますが、日本政策金融公庫の場合は一体としてみます。

どれくらいの金融資産を持っているのか、それをどのようにして貯めたのか、家族は働いているのか、ローンはどれだけあるのか、これまでの経歴は、などなど・・・。

 

私の場合は1時間程度で終わりましたが、少しでも怪しいかなと言う人にはかなり細かく質問を行い2時間にも及ぶことがあるそうです。

貸してくれやすい分、人物重視となるという事です。

 

2日後に融資決定書類が届いた

年末に近かったこともあり、面談から2日後に融資決定書類が届きました。

借入の金額も少なく、自己資金要件、過去の経験なども満たしていたためと思われます。

相当スピード審査だったようで、通常ではもっと時間はかかるとのことでした。

貸付の商品は上記に上げたどれにも当てはまってはいなかったですが、信用力や金利などを勘案して一番適した商品にするようです。

金利に関しては周辺の金融機関と比べて最安とはいきませんが、敷居は低いと思います。

 

融資を受け取る銀行を準備

いざ決定書類が届いた後は、送られてきた書類を記入して提出することになります。

必要な書類は

  • ご融資のお知らせ(兼借用証書)
  • 印鑑証明書
  • 収入印紙
  • 預金口座振替利用届(引き落とし先の金融機関でハンコをもらう)

日本政策金融公庫は他の金融機関を通して融資を受けます。

なので忘れがちなのが、預金口座振替利用届を利用する金融機関に行ってハンコを押してもらうことです。

 

無事に融資実行

書類を提出した二日後に、指定した金融機関の口座に振り込みがなされました。

(振込手数料をしっかりと引かれてました)

 

まとめ

世間では日本政策金融公庫は簡単に貸してくれると言われています。

しかし、油断していると審査に落ちます。

事前の下準備を十分に行ったうえで申し込みをすることをおすすめします。

一度落ちてしまったら半年は日本政策金融公庫から借りれなくなってしまいますので。

 

当事務所は日本政策金融公庫とのつながりがあります

日本政策金融公庫で融資を申し込む場合、正式に申し込むまでに下準備を整えるのが確実です。

当事務所では日本政策金融公庫とのつながりがございますので、事前にご相談いただけますと担当者をご紹介いたします。

(神戸市近隣店舗 等)

日本政策金融公庫で融資をお考えであれば、一度ご相談ください。

The following two tabs change content below.
末信 公平

末信 公平

代表末信中小企業診断士事務所
中小企業診断士/AFP・ファイナンシャルプランニング技能士2級

中小零細企業・個人事業主・創業希望の方を支援いたします

もし、あなたが

・事業の業績が思わしくない…
・銀行からお金を借りたい…
・計画書や資金繰り表が作れない…
・独立したいけどやり方がわからない…
・身近に相談する相手がいない…

などに関する事でお困りならば、まずは無料相談を

経営コンサルタント唯一の国家資格である中小企業診断士であり、国が認めた認定経営革新等支援機関である当事務所がサポートいたします。

無料相談・お問い合わせ

お電話でのお問い合わせは

050-7127-1362

メールでのお問い合わせはこちら

この記事を書いている人 - WRITER -
末信 公平
中小企業診断士/AFP・ファイナンシャルプランニング技能士2級

Copyright© 資金繰り・経営改善中小企業診断士 , 2018 All Rights Reserved.