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なぜ経営に会計が必要?簿記の歴史を簡単に学ぶ

2019/03/02
 
この記事を書いている人 - WRITER -
末信 公平
経理の専門学校卒業後に食品製造会社に入社。主要取引先の倒産、メインバンクの破綻等を経験。工場運営改善など行い、過去最高益への貢献を果たす。その後、洋菓子製造小売業を経てアパレル関連会社へ転職。業績悪化に伴い民事再生を経験。自身の経験を活かし、資金繰り改善を中心とした支援を行うため、中小企業診断士として独立。

そもそも簿記とはなんなのか?

事業を行うと、会計記帳が避けられません。

そもそもなんで会計帳簿をつける必要があるの?

税金の計算をさせるため?

そんな疑問にお答えするため、簡単に簿記の歴史を振り返ってみます。

 

簿記とは

簿記とは何なのでしょうか?
国語辞典によると

会社・官庁・組合など経済主体の活動を一定の方法で帳簿に記録・計算し、一定の時点で総括して損益の発生や財産の増減を明らかにする技法。記帳方法によって単式簿記複式簿記に分けられる。(出典:デジタル大辞泉)

と書かれています。

「技法」と書かれていますから、ルールに従って記帳する「技術」と言えます。

簡単に言えば

「お金やモノの出入りを記録するための技法」

と言ったところでしょうか。

簿記検定を取得している人は、「特別な技能を習得していることを認められた人」と言えるかもしれませんね。

では、そもそもなぜ簿記が必要とされるのでしょうか?

 

簿記の歴史

人間がお金(貨幣経済:貨幣によって商品の交換を媒介している経済の一形態)を使って物の売り買いなどを行い出したことにより、簿記が発明されました。

お金を扱い出したことにより、物の売買を記録して儲けにつなげようと思った人が現れたり、借金や投資などが自然に発生していったため記録が必要になったものと考えます。

紀元前3000年前の古代都市「バビロン」の遺跡から出土された粘土板には、借金の返済に関する事が書かれています。
また、ローマ時代の古代彫刻の中にはすでに商業簿記が彫られていたことからも、相当古い歴史があると言えますね。

ただ、このころはまだ単式簿記であったようで、現在の複式簿記が発明されるのはずっと後になります。

 

複式簿記の誕生

14世紀から15世紀の大航海時代、ヴェネツィアの商人により複式簿記が発明したと考えられています。

お金持ち(投資家)が商人に投資をして、商人はそのお金を元手に船に乗り商売をします。そして、一航海が終わった後に儲けを投資家に分配するために複式簿記が必要となった訳です。

イタリア人数学者が1494年に出版した「スンマ(数学全書)」には複式簿記についての記述がなされています。この本をきっかけに、ヨーロッパ中に複式簿記が広まりました。

その後、現在のように会計年度を決めて区切るようになりました。
ちなみにイギリスの東インド会社は1665年に決算をした後、次の決算は20年後の1685年だったそうです。現在の1年で区切ることと比べると、その期間の長さに驚きですね。

 

日本での簿記の導入

日本では、1873(明治6)年に、福沢諭吉が「帳合之法」を出版しました。帳合之法はアメリカの商業学校の簿記の教科書を翻訳したものです。
簿記を英語では「bookkeeping」と言いますが、当初は帳合・記簿・簿記などと訳されていました。次第に「帳簿に書き記す」ということで簿記という呼び名が定着しました。

 

簿記の種類

簿記には複式簿記と呼ばれるものや、商業簿記、工業簿記などと呼ばれるものがあります。

深く知ることは必要ないですが、さらっとだけでも知っておくと、会計資料の読み方が楽になりますよ。

 

一般的な簿記は複式簿記です

簿記には単式簿記と複式簿記の2種類がありますが、現在一般的に簿記と呼ばれるものは複式簿記で作成されています。

複式簿記は、資産や負債の増減、収益や費用の増減が把握できることが大きなメリットとなります。
その資産の増減や収支がわかる表が「貸借対照表」と「損益計算書」と呼ばれるものとなります。

その大きなメリットを享受するために作成する「貸借対照表」と「損益計算書」。
この二つの表を作成するのに避けて通れないのが、簿記の勉強をしているとまず初めに多くの方を悩ます「借方」「貸方」という概念です。

ちなみに、複式簿記とは、この「借方」「貸方」両方を記入することが「複式」なので、複式簿記と呼ばれます。

借方と貸方の左右の合計は必ず一致する
資産や負債を見るのは「貸借対照表」
収支(儲け)をみるのは「損益計算書」

一般の方はこれだけ知っておけばまずはOKと思います。

あとはお金を使ったら、どこの項目が変化していくのか・・・頭の中でパズルを解く感じでとらえ、あまり難しく考えない方がいいですね。

 

商業簿記と工業簿記

商業簿記と工業簿記という、商売の形態により大きく分けて2種類の簿記があります。

一般的なモノの売り買いを表すのが商業簿記となります。モノを加工して「原価」を把握する場合には工業簿記となります。
日商簿記検定でいえば2級から工業簿記を覚える必要がありますね。

商業簿記と工業簿記の大きな違いは、原価を把握するために原価計算というルールが新たに覚える必要があるということです。

製造原価の中身は、材料費や人件費、工場の経費など「モノを作るためにかかった費用」の総額です。
製造業にとって自分の会社の作った製品の原価を知ることは大変大事なこととなります。なので、わざわざ工業簿記という分類があるのです。

 

まとめ

前回も少し書きましたが、会計や財務を「使う」のと「作成する」のでは別問題です。

経理担当者や税理士の先生などは作成する側ですので深い知識と技術が必要ですが、経営者であったり、マネージャーや一般社員は、会計や財務を「使う」事ができればOKです。

しかしながら、「作成する」までできるとお金の動きを素早く理解できますし、その後の未来も数値(お金)での計画もやりやすくなります。

以前訪問させていただいた中小企業の会社では、社長以下幹部になるには日商簿記2級を必須とされていました。

なぜ全員に取得をさせているのかとお聞きしましたが、

「簿記を知らないから社員は好き勝手なことばかり言う。簡単にお金を使いたがるし、自分たちの稼ぎを実力以上にとらえている。お金の流れがわかってないから経費の無駄遣いもなくならない。経営の話を合わせるために、幹部候補の社員になるには簿記取得を必須にしました。」

とのことでした。

たしかに、最低基準の会計知識が無ければ経営会議でも話はかみ合わないですね。

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末信 公平

末信 公平

中小企業診断士/認定経営革新等支援機関/ファイナンシャルプランニング技能士2級中小企業庁委託事業ミラサポ専門家登録/神戸商工会議所外部専門家登録/公益財団法人ひょうご産業活性化センター経営専門家登録/公益財団法人兵庫県勤労福祉協会ひょうご仕事と生活センター外部相談員登録/兵庫県中小企業診断士協会・大阪中小企業診断士会会員/ NPO法人ファザーリング・ジャパン関西会員
経理の専門学校卒業後に食品製造会社に入社。主要取引先の倒産、メインバンクの破綻等を経験。工場運営改善など行い、過去最高益への貢献を果たす。その後、洋菓子製造小売業を経てアパレル関連会社へ転職。業績悪化に伴い民事再生を経験。自身の経験を活かし、資金繰り改善を中心とした支援を行うため、中小企業診断士として独立。

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経理の専門学校卒業後に食品製造会社に入社。主要取引先の倒産、メインバンクの破綻等を経験。工場運営改善など行い、過去最高益への貢献を果たす。その後、洋菓子製造小売業を経てアパレル関連会社へ転職。業績悪化に伴い民事再生を経験。自身の経験を活かし、資金繰り改善を中心とした支援を行うため、中小企業診断士として独立。

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