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何で起業しようか迷ったら~経験と好きなことと世の中の困りごと

2017/12/28
 
この記事を書いている人 - WRITER -
末信 公平
経理の専門学校卒業後に食品製造会社に入社。主要取引先の倒産、メインバンクの破綻等を経験。工場運営改善など行い、過去最高益への貢献を果たす。その後、洋菓子製造小売業を経てアパレル関連会社へ転職。業績悪化に伴い民事再生を経験。自身の経験を活かし、資金繰り改善を中心とした支援を行うため、中小企業診断士として独立。

起業したい!

と思っていても、実際何で起業しようか考える人は意外と多いです。

「○○をするんだ!」と決めている人も、すこし立ち止まって考えてください。

何で起業するか悩んだときは3つの切り口で考える

起業をしようと思っても、何の商売をしようか?どうやったら稼げるのか?

「起業をする」ことが目的となっているような人は注意してください。

稼ぐためにはニーズ(需要)がいる

商売は、「買ってくれる人」がいなければ始まりません。

どんなに素晴らしいモノやサービスでも、そこに買ってくれる人がいてはじめて売ることができます。

極端な話を言えば、高級なコートを持っていても、真夏の海では売れません。そこに欲しがる人がいないからです。

モノを売るには、買ってくれる人がいることが重要という事です。

 

すでにあるニーズ(需要)を満たすか、気づいていないニーズ(需要)を提案するか

すでに欲しい人がいるモノを売るのか、人が気づいていないだけで提案して気づかせてあげてモノを売るのか、大きく分けると2つに分かれます。

前者はみんなが欲しいと思っているモノ、後者はみんなの頭にはあるけれど、それを満たすものがないモノ

みんなが欲しいと思っているモノの極端な例は、砂漠で水を売ることです。要するに、需要に比べて供給が少ないモノ。

みんなの頭にはあるけれど、それを満たすものがないモノの例は、スマートフォンと言えます。手元に地図があったらいいな、本を読めたらいいな、すぐに調べれたらいいな、スマートフォンが出るまでは、コンピュータがいつでも手元にあれば解決できたとはわかっていても、実際には無かったので満たされていませんでした。スマートフォンが出てからは、何でもかんでも手元でできてしまう、「あったらいいな」と誰かが思ったもののアプリソフトが次々と生み出される状況になりました。

 

両者に共通するのは、世の中の困りごとを解決するという事です。

水がない場所には水を提供すればよいのです。まだ世の中にない困りごとを解決するモノを考えて提供すればよいという事です。

 

基本的に商売は、世の中の困りごとを解決してその対価をいただくことです。

世の中の困りごと=ニーズ(需要)

と言ってもいいかもしれません。

 

何で起業しようか迷ったときは

世の中の困りごとを解決すること

がヒントになります。

 

過去の経験を活かす

次に考えるヒントとなるのは、自分の過去を振り返ることです。

生まれたときから現在に至るまで、自分の経験の棚卸をしてみましょう。

 

1万時間の法則を聞いたことはありますか?

プロのトップレベルにある人は練習に1万時間を費やしているという研究から語られています。

(この研究はプロのトップレベルになるにはという事で、何でも1万時間かけなければ一人前になれないという話ではありません)

1万時間とは言わなくても、過去を振り返れば、人には負けない学習や経験を積んでいることがあるはずです。

人には負けないとは、日本で一番でなく、自分が起業する場所の商圏で上位には入るだろうくらいで結構です。

 

過去の経験は自分の「強み」になりやすい

その、人には負けない学習や経験が「強み」になりやすいです。

企業経営の基本は「強み」を活かし、伸ばすことです。

 

何で起業しようか迷ったときは

自分が過去に行った学習や経験

がヒントになります。

 

好きなことは?嫌いなことは?

もう一つのヒントとなるのは、自分にとって好きなことは何かを考えることです。

別に、直接的に好きなことを仕事にしましょうと言っているのではありません。

自分の好きなことに共通することは何なのかを考えてみます。

 

例えば、趣味が読書だったら、なぜ読書が好きなのかを掘り下げます。また、他にも自分の好きなことを掘り下げていきます。

好きな理由をできれば紙に書き出してみましょう。何かしらの共通点があるはずです。

逆に嫌いなことも掘り下げてみましょう。こちらも何かしらの共通点があるはずです。

 

好きなこと、嫌いなことを掘り下げると起業に大事なことが見えてくる

好きなことの共通点を活かせば、長続きができるはずです。

仕事で大事なスキルは続けることです。

また、嫌いなことの共通点は、裏返せば価値観とも言えます。

せっかくの起業なので、嫌いなことの共通点はやらないように、自分の価値観を大事にしてみましょう。

 

何で起業しようか迷ったときは

好きなことと嫌いなこと

がヒントになります

 

起業をするためのヒントは3つが含まれること

起業をするとき、何の事業をするかは

  • 世の中の困りごとを解決すること
  • 自分が過去に行った学習や経験
  • 自分の好きなことと嫌いなこと

の3つが重なる分野が望ましいです。

 

経営は、「需要」に対して「強み」を活かして「続ける」ことが大事です。

「続ける」とは同じことの繰り返しではなく、少しづつ良くしていくこと、困難にぶち当たっても乗り越えれることです。

この3つがある分野であれば、起業をしてみる価値はあると思います。

 

まとめ

起業をしたいと考えて、流行っているから、他の人が儲かっているから、の理由で事業を選ぶことも間違いではないですが、長続きできるかどうかの部分で心配になります。

もちろん次々と新しいことに取組んで上手くいっている起業家もいますので否定はしません。

しかし基本的には、「需要」に対して「強み」を活かして「続ける」ことができる事業を行うことが良いと考えます。

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末信 公平

末信 公平

中小企業診断士/認定経営革新等支援機関/ファイナンシャルプランニング技能士2級中小企業庁委託事業ミラサポ専門家登録/神戸商工会議所外部専門家登録/公益財団法人ひょうご産業活性化センター経営専門家登録/公益財団法人兵庫県勤労福祉協会ひょうご仕事と生活センター外部相談員登録/兵庫県中小企業診断士協会・大阪中小企業診断士会会員/ NPO法人ファザーリング・ジャパン関西会員
経理の専門学校卒業後に食品製造会社に入社。主要取引先の倒産、メインバンクの破綻等を経験。工場運営改善など行い、過去最高益への貢献を果たす。その後、洋菓子製造小売業を経てアパレル関連会社へ転職。業績悪化に伴い民事再生を経験。自身の経験を活かし、資金繰り改善を中心とした支援を行うため、中小企業診断士として独立。

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経理の専門学校卒業後に食品製造会社に入社。主要取引先の倒産、メインバンクの破綻等を経験。工場運営改善など行い、過去最高益への貢献を果たす。その後、洋菓子製造小売業を経てアパレル関連会社へ転職。業績悪化に伴い民事再生を経験。自身の経験を活かし、資金繰り改善を中心とした支援を行うため、中小企業診断士として独立。

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