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中小企業診断士を目指した理由⑤<勤めていた会社が民事再生法を申請>

2018/12/11
 
この記事を書いている人 - WRITER -
末信 公平
中小企業診断士/AFP・ファイナンシャルプランニング技能士2級

先週の金曜12月7日に、平成30年度中小企業診断士第2次試験の筆記試験結果の発表がありました。

あとは口述試験を受けて合格となるのですが口述試験はほぼ全員が合格しますので、実質的にこの発表が合格発表といえます。

1次試験の合格率が約20%、2次試験の合格率が約20%と、同じ年度内での合格の確率はざっくりと言って20%×20%=4%なので、そこそこの難易度ではないかと思います。

私が合格したのは2年前の平成28年度試験ですが、合格した日の事は今でも忘れることはありません。

今回は、私が本気で中小企業診断士を目指した理由の部分のお話です。

 

実際に勤めていた会社が法的に倒産してしまった

私は3社の中小企業で勤務しましたが、最後に勤めていた会社は民事再生の申請をして法的に倒産してしまいました。

民事再生とは、破産手続き開始の原因が生ずるおそれ、事業の継続に著しい支障をきたすことなく債務を弁済できない、時に法的に債務整理を行い経営再建を図る方法です。

簡単に言えば、裁判所に法律にのっとって経営再建できるように後押しをしてもらうものです。

この手続きを行うことによって、債権者に大部分の債権をカットすることを承認してもらい、資金繰りを好転させ事業再生を図ります。

 

次を見越して中小企業診断士の勉強を始める

上司も良い方でしたし、同僚とも上手くやっていたので人間関係に不満もありません。

しかし、業績も傾き賞与も寸志程度。経営者からは将来性も感じれません。

子供も生まれて何かと将来の事を考えていると「このままではいけない」と思うようになりました。

幸いにして定時で仕事を終えれる状況でしたので、昔取得を考えた中小企業診断士の試験にチャレンジすることにしました。

”資格を取ったら将来が安泰”と思っていたわけでなく、”何かしらやらなければ将来困ったことになる、とりあえずできることをする”といった感じでした。

授業を聞いて試験勉強をするタイプでもなく一次試験はマークシートだったので、過去問題集をひたすら解いて覚えるほうが早道と思い独学で勉強することにしました。

 

会社とは簡単に倒産しないものだと実感

勤めていた会社は民事再生を最終的には申請しましたが、ある日突然と言うものではありませんでした。

そもそも業績が悪くなりだしてから数年たっていました。なので、皆「いずれこの日が来るかな」と思ってたので驚いたという事もなく、覚悟はできていました。

私は財務経理部でしたので詳細に数値を把握できる立場にありました。

むしろ数値を知らない従業員の方が、「いよいよ潰れる」「もうすぐ倒産する」と言っていましたね。

実際に民事再生を申請する数年も前からだったので、内情を知らない従業員の「いよいよ潰れる」「もうすぐ倒産する」はアテにならないかもしれません。

会社に対して忠誠心を失った者は”潰れてしまったらいい”くらいに思ってますので、割り引いて考えるほうが良いでしょう。

 

そもそも、経営者は会社を倒産させたくありません。従業員が思っているより、あの手この手を考え実行します。

それに、会社の事が好き嫌いに関わらず財務経理担当者はミッションとして事業の継続をするため、資金の調達や返済の猶予など様々なことをして資金を回します。

 

赤字が続いてもすぐに会社が倒産しないのは、会社が倒産するのは”資金が回らなくなってから”だからです。

なので黒字企業でも資金繰りがうまくいかずに潰れてしまう”黒字倒産”が存在するのです。

 

最後まで残って処理をしようと決める

大きな会社ではなく業績も下がっていましたので、人員の追加補充もなく管理部門は私と上司の2名となりました。

業績が悪いのでもちろん賞与も寸志程度です。

いよいよ給与も少しですがカットされました。

 

しかし、この時点でも転職活動をしようとは正直思いませんでした。

私はすでに2回転職をして3社目となっていること。

そもそも倒産する会社に最後までいる経験はなかなかできないし、経理部であればむしろ評価されるのではと思ったこと。

そして、色々と良くしてくれている上司に全てを押し付けて去るのは申し訳ないと思ったこと。

この3つの理由で最後まで残って処理をしようと思いました。

 

民事再生を申請した会社にいた経験を生かす

実際に民事再生を申請したことで、当然ですが取引先からの当たりは厳しくなります。

私は財務経理なので直接文句を言われるシーンも少なかったのですが、営業担当者は気の毒でした。

民事再生が完了するまで少なくとも事業を継続させていく必要があるので、不自由な中で営業活動をしていました。

 

中小企業診断士の勉強を始め、色々なことを体系的に学び、これまでの考え方も整理され、

「会社の業績が傾いていろんな人の人生がかわってしまったな」

「やっぱりこんなやり方では経営は上手くいかないよな」

「結果的に債権放棄をしてもらうことは、なんて多くの人に迷惑をかけることなんだ」

と思うようになりました。

 

意外と充実した一年

我々管理部の二人は、自社側の弁護士や公認会計士、裁判所側の弁護士や公認会計士とのやりとりや様々な資料の準備と提出。

また、債権者に送る通知書等の準備と発送など、これまでの業務に上乗せで雑多な仕事が増えました。

当然ながら頑張っても給与が増える訳でもなく賞与が増える訳でもないのですが、社内の誰にも文句を言われる筋合いもなくなって開き直った状態で自ら選んで残って仕事に当たっているので、変な話ですが最後の会社に勤めている9年ほどの間で一番充実していた気がします。

 

自分で仕事を選ぶ、自分の責任で仕事をする、といった感じはやはりやりがいを感じました。

少しづつ、中小企業診断士として独立することも視野に入ってきました。

 

最終的に、民事再生を申請して約1年後、無事に債権者の承認を得ることができました。

 

何が何でも中小企業診断士の資格を取得すると決意

私は3年間試験勉強をしました。

一次試験を2回、2次試験を3回受けました。

受験勉強もせず大学にも行っていなかったので、しっかりと勉強をした経験がこれまでありませんでした。

簿記の試験もそれなりに勉強をしたと思いますが、働きながら中小企業診断士の試験を受けてたことと比べると大したことはなかったと感じます。

毎日仕事が終わるとカフェに直行して2~3時間勉強、通勤の電車の中も勉強、休みの日も勉強。

特に合格した年は、正月に1日だけ勉強しない日があっただけで、あとは合格の日まで毎日勉強していました。

 

なぜそれだけ勉強できたかと言えば、2回目の受験に失敗して、本気で「このままでは終われない」と悔しい思いをしたから。

もう一つは、いよいよ会社も無くなるかもしれないので、ここで踏ん張らなければ自分自身の将来がヤバいと思ったこと。

ある意味、自分自身を変えたかったのかもしれません。

 

勤めていた会社が民事再生を申請したことによって今がある

何とか中小企業診断士の試験に合格して、現在は独立して仕事をしています。

はじめは独立して仕事をしようとも思っていませんでしたが、自分自身には雇われずに仕事をするのが性に合っているのではと思うようになりました。

また、自身の経験を生かせるのではないかと思い、少しでもいい会社を増やせることになればと思い、独立して仕事をする道を選びました。

これまで色々な経験をしてきましたが、勤めていた会社が民事再生を申請したことで自分自身の人生を考えるようになりました。

なので、いろんな意味でタイミングが良かったのかもしれません。

 

現在では、サラリーマンとして勤めていたころとは違う充実感を持って仕事ができています。

 

中小企業診断士を目指した理由まとめ

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末信 公平

末信 公平

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